Blazing Shadow Meadowでは、飼料の主体を北海道浦河産のチモシー牧草にしています。配合飼料は最小限にとどめ、馬の体重と運動量に合わせて量を調整しています。毎朝5時の給餌から一日が始まり、夕方17時に二回目の給餌を行います。この二回の給餌の間に、馬たちは放牧地で自由に草を食んでいます。

チモシー牧草を選ぶ理由

チモシーは繊維質が豊富で、馬の消化器官に適した牧草です。北海道浦河産のものは、収穫時期と乾燥方法が安定しており、毎年同じ品質のものが入手できます。阿蘇でも牧草は育ちますが、夏の高温多湿の時期に品質が落ちることがあるため、外部から仕入れる方が安定しています。チモシーの匂いは馬が好むことが多く、給餌の時間になると馬房の中で足踏みが始まります。

配合飼料の役割

配合飼料はビタミンとミネラルの補給を主な目的として使っています。牧草だけでは不足しがちな栄養素を補うために、一日あたり体重の0.5パーセント以下を目安に与えています。与えすぎると消化器系のトラブルや気性の変化につながることがあるため、量の管理は慎重に行います。クロムウェルは18歳になり、消化能力が若い頃より落ちているため、配合飼料の種類を高齢馬向けのものに変えました。

季節による調整

夏は放牧地の草が豊富なため、チモシーの量を少し減らします。冬は放牧地の草が枯れるため、チモシーを増やします。運動量が多い日は、給餌後に十分な休息時間を設けます。食後すぐに激しい運動をさせると疝痛(腹痛)のリスクが高まるため、給餌から騎乗まで最低一時間は空けています。この間隔を守るために、外乗の出発時間と給餌時間のスケジュールを毎日調整しています。

水の管理

馬は一日に30〜50リットルの水を飲みます。夏場は気温が高く発汗量が増えるため、水の消費量が増えます。馬房の水桶は一日二回以上確認し、常に新鮮な水が飲める状態を保っています。外乗コースの中間地点に沢があり、馬が自分から水を飲む場面があります。この沢の水は飲用には適していませんが、馬が立ち止まって水の匂いを確認する様子は、毎回変わらず見ていて飽きません。

飼料管理の詳細は、早朝給餌体験の中でも説明しています。馬の食事の現場を見たい方は、ぜひ早朝体験にご参加ください。ご予約・アクセスのページからお申し込みいただけます。